どうも、とがみんです。
プログラミングを始めるにあたって、Ruby on Railsの勉強を始める人は多いのではないでしょうか。
この記事では、「Ruby on Rails」がどういったものかについて紹介していきます。
Ruby on Railsとは
「Ruby on Rails」とは、Rubyというプログラミング言語で記述された、Ruby環境で動作するWebアプリケーションフレームワークの一種です。
これを利用することによって、Webアプリケーションを迅速に作ることができます。
Ruby on Railsの設計哲学
Ruby on Railsの基本理念として、「DRY(Don’t Repeat Yourself)」と「CoC(Convention over Configuration)」というものがあります。
それぞれ、「同じことを繰り返さない」、「設定より規約」という意味です。
こういった設計により、コードの記述量を抑えたり、修正する必要があった場合に、修正漏れが起こってしまう可能性を減らすことができ、プログラムの可読性や保守性が高くなるといったメリットがあります。
また、ファイル名の規約やテーブル定義の規約など様々な規約があり、その規約に則って記述することで、余計なコードの記述を抑えることができ、開発スピードをあげることができます。
Railsのアーキテクチャ
Ruby on Railsは、MVCパターン(Model-View-Controllerパターン)というアーキテクチャを採用しています。
MCVパターンは、アプリケーションをデータを扱うModelと、ユーザーインターフェース(View)、ModelとViewの制御を行うControllerに分割して作り上げるというものです。
ざっくりとした流れはこんな感じです。
- クライアントから送られて来たリクエストをコントローラーが受け取ります。
- コントローラーは、リクエストを処理し、Modelからビジネスロジックを呼び出し、結果を受け取ります。
- コントローラは受け取った結果をViewに引き渡します。
- クライアントに結果を返します。
MVCパターンは、それぞれの構成要素が明確に分かれていることから、以下のようなメリットがあります。
- プログラマとデザイナとで並行作業を行いやすい
- デザインとロジックの修正が相互に影響しないため、保守が容易
- 機能単位のテストを独立して実行でき、テストを自動化しやすい
といったものです。
まとめ
プログラミング言語「Ruby」によってRuby on Railsについて紹介しました。