どうも、とがみんです。
この記事では、Railsで美しく見やすいコードを書くためによく使われる「Helper」というものを紹介していきます。
Helperとは
「Helper」とは、Viewをよりシンプルに書くためのモジュールです。
Viewでの共通する処理をメソッドとして定義し、簡単に使いまわせるようにした機能です。
Helperを利用することによって、繰り返し記述するような処理を簡略化することができ、開発効率を高めてくれます。
以下のコードはリンクを生成するHelperです。
1 | <%= link_to "New User", new_user_path %> |
Railsにはその他にも、ボタンやフォーム等を作成するためのHelperが多数デフォルトで用意されており、また、Helperを自作することもできます。
Helperを上手く利用することによって、コードを簡略化でき可読性が高まります。
Helperの作成
実際にHelperを作成します。
Helperモジュールはapp/helpers配下に用意されています。
application_helper.rbには、アプリケーション全体に渡って使用するHelperメソッドを定義し、
user_helper.rbは、user配下のみで使用するHelperを定義します。
user_helper.rbに以下のようなサンプルメソッドを作成します。
1 2 3 4 5 | module UsersHelper def togamin "とがみんHelperサンプル" end end |
Viewを表示する画面で以下のようにコードを記述すると、helperのtogaminメソッドが呼び出され実行されます。
1 | <%= togamin %> |
「とがみんHelperサンプル」という文字列が表示されました。
まとめ
Ruby on Railsにおいて、コードを綺麗に見やすくするための「Helper」について紹介しました。
Helperを利用することによって、繰り返し記述するような処理を簡略化することができ、開発効率を高めてくれ流ので、意識して使っていきたいです。
参考文献
>Action View フォームヘルパー|RAILS DUIDES