ストレス

【ストレスマネジメント】ストレスの発生と解消フローのモデル化と考察

どうもとがみんです。

仕事でストレスを溜めすぎてしんどくなったので、事前にストレスを認識し、ケアができるように、ストレスの発生原因や解消フローに関するモデル化とそれに対して考えたことを整理していきます。

そもそもストレスってなんだろうか

今回考察対象としたいストレスは仕事上発生するストレスに関してです。
主に「精神的なストレス」の周辺概念について考えます。

ストレスとは、歪みを発生させるもので、精神的歪みは、いらいらや怒りといったネガティブな感情やネガティブな思考、まただるさ、うつ状態になる、涙がでる等身体への歪みも発生させるものと考えています。

そもそもなぜストレスが存在するのだろうか

ストレスという概念が、なぜ人間社会に存在するのか?

世の中にストレスという概念が存在し、それが発生するということは、その事象が世の中の発展に必要だからなのでは?と考えました。

基本的に人間は、社会におけるなんらかの「歪み」に対してストレスを感じてそれに対する解消に向かい、その積み重ねの中で世の中を発展させてきたかと思います。

少なくとも、世の中をよくする方向に動かすための一つの機能として「ストレス」という概念が人間の機能の一つとして備わっているのかと考えました。

なので、ストレスは発生することを前提に、しっかり検知し対処していけるような仕組みを作ることが重要なのかなぁと思います。

体調不良程度で気づいて解消できれば良いものを、放置すると急に会社にこなくなるとか、うつ病にまで発展したりとか、検知が遅れ、対処が遅くなるほど、代償が大きくなっていくのではないかと思います。

大きな代償を通じて、社会はその事態を認識し、改善のために動くようになるケースも今までのニュースを思い出したりします。

ストレスの性質について考える

これまでの自分の経験から生じる感覚から、ストレスの性質に関して整理してみます。

  1. ストレス値は蓄積される。

    同じ事象が1回は耐えられるが、100回だと耐えられないとかがある。これはストレスが蓄積されるから。

  2. ストレス値の増減量は、ストレスを受ける対象の精神状態、思考特性に依存する。

    同じ事象でもストレスに感じる人と感じない人がいるかと思います。おそらくこれはある事象に対する捉え方が人それぞれの思考特性に依存するから。
    また、同じ事象でも初めての1回ならストレスが溜まらなくても、10回目だとストレスが一気に溜まるとか、初めての1回だと一気にストレスが溜まるが、2回目以降はストレスがあまり溜まらないとかもありそう。
    これは、現状どれぐらいストレスが溜まっているかによって、ストレス値の増減量が変わったり、経験になれたからストレスが溜まりにくくなったりしていそうです。

  3. ストレスが溜まれば溜まるほど、ネガティブな状態に陥りやすくなる。

    ネガティブな状態になると、ネガティブな思考や感情が発生しやすくなり、それがさらに精神的なストレスの蓄積に影響を与えるのではないかと思います。

  4. ストレスの蓄積量に応じた応じた症状が発生する。

    ストレスがある一定値以上たまると、ストレスを発散するための行動や、その他身体への影響も出てきたり、ストレス発生源との強制的な切り離し(急に会社にこなくなる)といった事象に発展する。

ストレスの蓄積に関するモデル

ストレスの性質を元に、それを概念モデルとして以下のように整理しました。

モデルとしては、ストレス発生の元となる事象を受けて、その事象に対する思考フィルター(どのようにその事象を捉えるか)がストレス増減値を決定し、ストレス蓄積主体にストレスが蓄積する。

増減値の決定には、現在蓄積されているストレス値も影響を与える。

ストレスが蓄積すればするほど、ネガティブな感情や、ネガティブな思考が発生しやすくなり、それが精神的なストレスをさらに蓄積させる。

ネガティブな思考ループに陥ると、外部要因がなくともストレスが蓄積され続けてしまう。

精神的ストレス値がある一定値を超えると、体調不良等の身体的影響が出始めたりする。

ストレス解消のモデル

先ほどのストレスが発生してから、蓄積〜感情や思考、身体への影響に関する概念もでるを作成しましたが、それに解消のためのフローを追加しました。

ストレス解消のためには、ストレスの蓄積の主体を客観視し、ネガティブな感情や思考になっていないか?身体的に不健康な状態になっていないか?に気づくことがまず最初に一歩。

気づくことによって、ストレスを解消するための思考になり、

ストレス発散のための行動を起こす。

ストレス発生要因となった事象に対してアクションを加え、ストレス発生要因が新たに発生しないよう改善を加える。

また、そもそもの考え方を変えて、同じストレス発生要因が発生しても、ストレスが溜まらないような考え方ができるようにする。

といった3つの解消に向けたアクションがあるのでは?と考えました。

このようなストレスの発生から蓄積、検知から解消に向けたアクションにつなげる一連の流れをコントロールすることで、ストレスのマネジメントができるようになっていくのかと考えています。

まとめ

抽象的な記事になりましたが、ストレスをマネジメントしていく上での大前提になりそうな考え方を整理してみました。

ストレスは発生することを前提に、いかに早期検知して対処するのかが重要だと思いました。

仕事における具体的なストレスの発生要因や解消方法に関しては今後の記事で考察していきます。