自由と哲学

【自由と哲学】マインドコントロールの方法と思考の制限と自由

どうも、とがみんです。

みなさんはどれだけ自由に思考することができているでしょうか。

高校に行って、大学に行って、大企業に入って定年まで働くといった、敷かれたレールを歩かないといけないといった思い込みに制限された思考。

自分は頭が悪いから、そんなことできないといった思い込みによる思考。

マスメディアにより、偏った情報を与え続けられることによる、偏った思考。

他者や宗教を信じきってしまい、その考え方以外は受け入れられないといった思考。

よくよく考えてみると、自分の思考も無意識に制限されてしまっているのかもしれません。

貧しい人々に人生を捧げ、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、以下のような言葉を残しています。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

思考は運命まですらも変えてしまう可能性を秘め、人生において非常に重要な要素であることには間違いありません。

そこで、この記事では、自分の思考を制御するために、または、他者からのマインドコントロールに気づくために、その方法や解き方についてまとめ、

少しでも思考の自由度を高めるためにはどうしたらよいのかについて考えていきます。

マインドコントロールとは?

思考の自由について考えるにあたって、まずマインドコントロールとは何かについてまとめていきます。

マインドコントロールとは、人の思想や情報をコントロールし、個人が意思決定する際に
特定の結論へと誘導する技術のことを言います。

マインドコントロールに気づけない場合、無意識的に思考を制限されている可能性があります。

マインドコントロールの方法について

自分がマインドコントロールによって、意思決定をコントロールされている可能性に気づくために、まずは、マインドコントロールの方法について書いていきます。

マインドコントロールにより他者を支配するためには、主に2つのステップを踏みます。

  • 自己肯定感の低下させ、自信をなくさせる。
  • 情報を遮断し、偏った情報を繰り返す与え続ける。

自己肯定感の低下させ、自信をなくさせる。

まずは、今まで培っていた価値観や思考パターンを否定し破壊し、新たな価値観を植え付ける準備をします。

自己肯定感を下げ、自信をなくさせることによって、人間は、頼れる人に意思決定を求めるようになったり、権威性のある情報に盲信しやすくなります。

特に、集団の中で否定されると、徐々に自分の考えは間違っているのかもしれないと思うようになり、徐々に他者の命令や外部からの情報を受け入れやすくなります。

睡眠不足状態や、栄養不足状態に陥らせることで、よりその効果を高めます。

情報を遮断し、偏った情報を繰り返す与え続ける。

自己肯定感を下げ、自信をなくさせると、情報を受け入れやすくなるため、その状態で、偏った情報を与え続けます。

疲れた状態で集団行動に従事させられることによって、どんどん与えられた情報が正しいと思い込むようになっていきます。

このように、自己肯定感を下げ、情報を受け取りやすい状態にし、視野の狭い偏った情報を与え続けることによって、マインドコントロールしていきます。

>マインドコントロール・洗脳のステップ

マインドコントロールの例

マインドコントロールのステップとして、主に、以下の2ステップがあることを説明しました。

  • 自己肯定感の低下させ、自信をなくさせる。
  • 情報を遮断し、偏った情報を繰り返す与え続ける。

そのステップにそって具体例を紹介していきます。

敷かれたレールを歩かないといけないという思い込み

日本人には、敷かれたレールを歩かないといけないといった思い込みをもっている人は多いのではないでしょうか?

高校を卒業したら大学に行って、
大学を卒業したら就職して、
就職して会社にで定年まで勤めて、
退職したら年金で暮らして、

といったようなもの。

日本の教育によって、周りと違うことをすると、叱られる(自己肯定感の低下)、正解は教えられるもの、周りと合わせなきゃいけないというマインドセットを作り出してしまう教育。

学校を辞める、会社を辞めるイコール人生の終わりぐらいに考えてしまうようなマインド。

周りと違う行動をしようとしたら、周りからはそんなの無理といった批判。そして、周りの圧力に屈して、結局自分は間違っていたんだと思い込む。

それらも既存の教育システムによってマインドコントロールされているのかもしれません。

マスメディアによるマインドコントロール

情報を操作できるマスメディアは、マインドコントロールの手段としては、非常に効果的です。
メディアはお金をもらっている広告主にとって都合の良い情報は報道するが、都合のよくない情報は報道しません。

マスメディアの情報を鵜呑みにしている人は、広告主の思うようにマインドコントロールされているかもしれません。

既存の社会システムの中で、競争社会による自己肯定感が低下しがちな仕組みの中にいると、より一層マスメディアの影響は受けやすいかもしれないので、気をつける必要がありそうです。

メディアが「国の借金が1087兆円、国民一人あたりに換算して859万円の借金がある」と報道して、消費税の増税も仕方ないよねと国民に思わせ、消費税を5%から8%に引き上げたのは良い例ですね。

消費税により得た税収が、法人税の削減に使われ、社会保障の充実に使われたのはたったの16%だっていう意見もあります。

政治でも既得権益を優遇するような動きがあるのはよく聞く話ですね(笑)

>消費税増税分「84%が使途不明」 山本太郎事務所が突きとめる


政府やマスメディアに投資している株主の思うように、国民がマインドコントロールされてしまっている可能性は十分あるかと思います。

戦後GHQの日本弱体化のためのマインドコントロール

第二次世界大戦後、兵隊、装備、資源全てにおいてはるかに上回るアメリカを相手に、最後まで戦い抜いた日本の強さを恐れ、アメリカGHQは二度と日本がアメリカの脅威にならないように、様々な施策を行いました。

「ウォー・ギルトインフォメーション・プログラム」により、GHQは日本人に対して戦争についての罪悪感を植え付けるための宣伝計画を行いました(日本人の肯定感の低下)。

そして、国民の意識を政治に向けさせないためのScreen(映画鑑賞)、Sex(性産業)、Sport(スポーツ)の「3S政策」により、娯楽産業を活発化等を行い、

そして、GHQが最も力をいれたことが教育だといわれています。

日本教育委員会(日教組)を設立し、「日本人に罪悪感を植え付ける教育」、「劣等感を刷り込む教育」を行いました。

そのせいで、今でも自己肯定感の低い子供が増えるようになってきたのかもしれませんね。自己肯定感が低ければ、他者の情報を鵜呑みにしやすい。

まさに、マスメディアによってコントロールされやすい状態にして、政治経済を操ろうとしたのかもしれません(笑)

現に日本国民の半分以上は選挙にもいかない、政治経済に無関心な状態になってしまいました。

もしかすると、アメリカによる日本弱体化政策はまだまだ続いているのかもしれません(笑)

>日本人は本当に「ウォーギルトプログラム」でGHQに洗脳されたのか

マインドコントロールの解き方

マインドコントロールの方法や、その例を紹介してきました。

次に、どのようにしてマインドコントロールされている状態に気づくのか、どうすればマインドコントロールされないのかについて考えて行きます。

マインドコントロールされないために、または、マインドコントロールされている状態に気づくためには、自分の思考を客観的に捉える必要があります。

入ってくる情報の反対意見を考える。
入ってくる情報の意図を考える。

を常に行なっていると、客観的かつ冷静な思考ができるようになってくると思います。

マスメディアが言っていることを鵜呑みにするのではなく、その反対の意味の情報を考えたり、報道されている情報の意図を考えることが、マインドコントロールされない、また解き方だと思います。

あとは、常に自分はマインドコントロールされている可能性があると警戒しておくことも重要かもしれないですね(笑)

警戒していれば、自分の思考をいつでも客観視できる状態に保てるようになるのではないでしょうか(笑)

まとめ

マインドコントロールの方法やその例、マインドコントロールされないために意識することについて紹介してきました。

マインドコントロールをされていると、知らない間に選択肢を狭めてしまっていたり、思考を制限してしまっているので、自由な思考をするには、常に自分の考えを客観的に捉える意識が必要ですね。

世の中には、いろんな考え方があって、どんな考え方も捉え方によってはポジティブにもネガティブにもなり得ると思います。

思考はいつか言葉になり、言葉はいつか行動になり、行動はいつか習慣になり、習慣はいつか性格になり、性格はいつか運命になる。

どんな考え方をして、どんな捉え方をするのかは自由なので、まずはどんな考え方、捉え方があるのかといった選択肢を増やしてみてはどうでしょう。

より自由な思考ができるようになり、より自由な運命を選択できるのではないでしょうか。

他人や外部に自分の運命を操作されないように、マインドコントロールには気をつけないとですね(笑)